2024年の復活日(イースター)と、それに先立つ大斎節(四旬節・Lent)をご案内します。
◇大斎節たいさいせつ
もともとその年の復活日に洗礼を受ける志願者の最後の準備期間として設けられたものが、やがて既に洗礼を受けたキリスト者もともに洗礼の約束を振り返り、歩みを新たにする期間とされてきました。その年の復活日から主日(日曜)を除いた40日前から始まりますので、2024年は2月14日(水)大斎始日からとなります。
「斎」とは、具体的には節制・断食等の業により神様と人びとのために自らをささげることです。大斎節中の平日は「斎日」で、食事を制限したり克己献金をささげる習慣があります。また大斎始日(灰の水曜日)と聖金曜日(受苦日)は「断食日」と定められています。
これらの業を通じ、主イエスの荒野での試練、十字架の御苦しみ、自分の弱さに目を向け、悔い改めの日々を過ごしましょう。(節制・断食をなさる場合は体調にご留意ください。)
◇復活日
教会の暦の一年のうち、主イエスの死から復活という教会の信仰の根幹に関わる最も重要な祝日です。毎年「3月21日以後の満月の後の最初の主日」と定められており、2024年は3月25日(月)が満月ですので、復活日は3月31日(日)となります。
復活日直前一週間は聖週と呼びます。特に木・金・土曜は「聖なる三日間」として、主のご受難からご復活を憶える礼拝をささげます。参列を通じて主とともに歩み、救いの喜び新たに復活日を迎えましょう。
◇礼拝日程
- 2月14日(水)大斎始日(灰の水曜日・断食日)
聖餐式 14:00 - 3月24日(日)復活前主日(主のエルサレム入城記念)
聖餐式 10:30 - 3月28日(木)聖木曜日(聖餐制定記念・洗足)
聖餐式 19:00(清里・長坂合同) - 3月29日(金)聖金曜日(受苦日・断食日)
十字架の道行き 13:00(山梨県合同。清里聖アンデレ教会にて)
聖金曜日の礼拝(十字架崇敬・賛美) 15:00(清里・長坂合同。清里聖アンデレ教会にて) - 3月30日(土)聖土曜日
「復活徹夜祭」 19:00(清里・長坂合同。清里聖アンデレ教会にて) - 3月31日(日)復活日
聖餐式 10:30(第5日曜なので定例では13:30ですが、春日司祭さまご奉仕により10:30です。)
上記以外の礼拝は、定例どおりの予定です。
◇そのほか
- 堅信受領者の方々は、復活日から始まる復活節の間に陪餐しましょう。ご家庭や施設、病床でも陪餐できますので、管理牧師までご遠慮なくお申し出ください。
- 礼拝時間等に変更が生じた際は、連絡網やインターネットメディアでお知らせします。
- 上記の礼拝日程は、下の案内書面より当教会向けに抜粋したものです。